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2025.06.20

【2025年6月最新版】宿泊施設様向けOTA手数料保存版

皆さんこんにちは。宿楽です。
今回は、宿泊施設の経営者様・ご担当者様がわかりやすいように、オンライン旅行予約サイト(OTA)の手数料についてお伝えしていきたいと思います。

今や宿泊業を営む事業者には、あたりまえのOTA手数料ですが、これから宿泊業を始めたい方や、OTAに係る経費を見直したい方は、ぜひご参考にしてください。

 

まず、OTAとは?

OTAとは、「Online Travel Agent(オンライン・トラベル・エージェント)」の略で、インターネット上で宿泊施設や航空券、ツアーなどの旅行商品を販売する旅行会社のことを指します。

代表的なOTAには、楽天トラベル、じゃらんnet、一休.com、Booking.com等があります。これらのサイトを通して、世界中・日本中の人々が宿泊施設を探し、予約しています。

OTA手数料の重要性

現在、私たちの生活にインターネットが欠かせないように、宿泊施設の予約もほとんどがオンラインで行われています。
そのため、OTAは、宿泊施設にたくさんのお客さんを呼び込んでくれる、とても大切な集客パートナーです。

でも、OTAを通じて予約が入ると、宿泊施設はOTAに送客手数料を支払わなければなりません。
この手数料は、売上から直接差し引かれるため、もし手数料の割合が高すぎると、せっかくお客さんが来ても手元に残る利益がどんどん減ってしまいます。

人件費や電気代、食材などの仕入れ費用が上がっている昨今、OTAに支払う手数料をただの「経費」と考えるのではなく、いかに効率良く利用し、利益を確保するかが、宿泊施設を長く続けていくための一番大切な課題になっています。

OTA送客手数料一覧

一般的なOTAの手数料をまとめた簡単な表を作成しました。

(2025年6月時点での目安としてください。)

OTAサイト基本手数料事前決済手数料ポイント負担他インバウンド手数料
楽天トラベル
7%
(1名利用)

8.25%
(2名以上)
2%1%10%
(直)

12%
(提携先経由)
じゃらん.net6%
(1名利用)

8%
(2名以上)
2%2%12%
一休.com
(Yahoo!トラベル)
10%3.5%------
るるぶトラベル8%
(1名利用)

10%
(2名以上)
2%------
JAPANiCAN
(基本契約)
11%
(1名利用)

13%
(2名以上)
---------
JAPANiCAN
(A単独契約)
12%
(1名利用)

14%
(2名以上)
---------
Relux12%2%5,000円(税別)
SC接続費
14%
(提携サイト事前決済)
ゆこゆこ
(紙面+WEB)
25%
(平日)

0%
(土曜祝前)
※2026年3月まで
---------
ゆこゆこ
(WEBのみ)
8%---------
Booking.com12%2.3%
※契約内容で変動有
------
Expedia12%~15%
※条件によって変動有
3%------
Agoda12%---------

【注意点】
・上記の手数料率はあくまで一般的な目安であり、個々の宿泊施設との契約内容やプランによって大きく異なる場合があります。
・ここに記載のないOTAも多数存在します。
・手数料率は常に変動する可能性があるため、最新の情報は各OTAの公式サイトや担当者にご確認ください。
・上記は基本手数料であり、別途プロモーション費用やオプションサービス料が発生する場合があります。

 

より詳細な情報や最新の手数料については、各OTAの公式サイトをご確認いただくか、直接OTAの担当者にお問い合わせいただくことをお勧めします。

 

OTAを「集客ツール」と割り切り、賢く使いこなための心構え

●意識改革

      • 手数料は必要経費と捉える: OTAは広大な顧客ネットワークを持つ強力な集客ツールです。手数料は、その集客力を利用するための必要経費と割り切り、費用対効果を意識しましょう。
      • 依存しすぎない: OTAだけに頼るのではなく、自社ウェブサイトからの予約やリピーターの育成にも力を入れ、予約経路を多様化することが重要です。
      • 顧客データは自社で管理する意識を持つ: OTA経由の顧客情報も、可能な範囲で自社で管理し、今後のマーケティング活動に活用することを考えましょう。
      • OTAの特性を理解する: 各OTAには、得意な顧客層や地域、プロモーション方法など特徴があります。それぞれのOTAの特性を理解し、自社の施設に合った活用方法を見つけましょう。
      • 常に費用対効果を意識する: どのOTAからの予約が最も利益に繋がっているのか、どのプロモーションが効果的なのかを常に分析し、無駄なコストを削減するように努めましょう。

 

これらを参考に、ぜひ貴施設のOTA戦略を見直し、収益最大化を目指してください!

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